はじめてのバイヨ〜1年記念のメモ〜

日記, 人生バイトプログラミングPython

地味に一年たったのでバイトの経験値とその所感をメモります。確か半年くらい前にもこの反省会やった気がする。この一年のバイトの内容は主に、アプリのバックエンド書き少々(Node.js)とデータ分析(Python)少々でした。また、バイトの目的としては、金とコード書きの知識、また会社がどんな感じで動いているのかの知見あたりを得る事でした。

目的の達成度としては、金(まあ普通の学生のバイト)、コード書きの知識(めっちゃ手に入った)、会社の中身経験・社会経験(こちらもまあまあ)という感じでした。

まず、お金のことは特に何もないので割愛。

コード書きの知識について。一年前のスタート地点はそれはもう何も出来なかったのでした。レベル感でいうと、関数一つまともに書けない感じ。Web周りの知見もほぼなかったし、本当に何も分からなかったといってよいと思います。ただ、CSの基礎的な知識は入れ込んでました。CPUてなんなの・OSてなんなのみたいなところは逆に軽く抑えていました。なんでやねん。

やることは基本Webアプリ書きか、データ分析にしてもAPIに載せたりするような感じだったので、Web周りの知見はないとどうも出来ない感じだったのでした。例えば、HTTPってなに?とか、フロントエンド、バックエンド、インフラ、ん?みたいな。かろうじてフロントが我々が普段見るところ、バックエンドが裏側の処理担当、インフラはサーバ?みたいなことは知ってましたが。

で、はじめにやったのが適当にWebアプリ作ってHeroku載せてみて使えるAPI立ててよみたいな感じのものです。Pythonで、Djangoでやりました。データ分析からめたAPIみたいな?次にNode.js使ってWebアプリ書きました。これは新しくじゃなくて既に他のメンバが開発しているところに参加するみたいな形だったので、ここで知識が非線形的爆発成長を遂げました。単純にアプリの全体像をcloneしてずっと眺めるだけでもだいぶ知識の流入量がヤバかったです。まずそもそもAPIとフロントこうやって分けるんだ、とか開発とステージングと本番こうやって分けてんだ、とかDBこうやってつなげてこういう感じで書くんだ、とか開発する上でこういうツール使うんだ、とか、こういう風に複数人で開発するんだ、とかドキュメント化し辛い知識を大量に仕入れることが出来て、美味しみ度がヤバかったのでした。

その次にはまたデータ分析に戻りPythonでいろいろやって、結果とかレポートとかの納品物作成してみたいなことやりました。ここも、メンターというか作業見てくれてる人が超絶的確に指示というかアドバイスというか指摘をくれて、ここでも非線形的爆発成長を遂げました。どう定量的な結果を評価するかとかそういうところにいろいろ知見を入れてもらえて、ヤバかったのでした。特にその時はちょうどバイトの裏ではじめての論文書きをやっていたので、違う作業していながらも科学的方法というか科学的検証ていうところで二つが繋がって凄いシナジー効果発揮してました。論文書きの方でも先生にめちゃめちゃ色々なこと教えてもらっていて、こういうのはやっぱり一人だといい成長が難しいのだなと感じました。とともに、優秀な指摘者というかそういう人は探さないとダメだなと思いました。

社会経験について。こちらはあんま社外秘とかいうわけでもないだろうけどあんま情報多めに出して書くの憚られるのであんまり書かないですけども、いかんせん組織の規模が小さいのでアルバイト程度でもいろいろなところ(社外)に出させて頂いて凄いありがたいなと思いました。いろいろなところって書いたけど5件以下でしたすみません。でもなんか働くことの実感みたいなのが、そういう人たちを見ていて感じ取れる部分があったので非常にありがたきかなと思いました。個人的には、こういう経験をしていた一年としていなかった一年では、していなかった場合の自分はより天狗になっていた可能性が高いのかなと思いました。学生はよくイキリがちですけど、別にそれは悪いこととも思わないですけども、イキリがちな学生とそれ以外の世界をちゃんとどちらも見ることが出来ているのはいいことなのかなと思いました。

自分の中にもちょっとあるかもわからないですが、学生って特別感があるんですよね。で、イキるんですけど、しばしば、社会で既にやっていっている人たちも過去の学生達だよっていう視点が欠落していたりする場合があったりなかったりするんですよね。なので、大人というかおっさんおばさんの能力を過小評価している節があったりなかったりする気がしています。個人的にも、一年前と今では少なくとも自分の中でおっさんおばさんの評価が爆上がりしました。つまり一年前はイキリ学生だったということやな。いや、悪いことではないしむしろちょっとイキってたほうがいいのではないかと逆に今は思うようになってしまいました。むしろ俺はイキりが足りない。

で、一年が終わって行ったわけですが、今後の展開について凄い悩んでいます。多分非線形的成長が訪れる場面はもうそうそうこないでしょう。おそらく、キャリアをこの場所に選んだとしたら普通に金もらって採用されて働けるレベルにはなっていると客観的に思いますが、だからどうしたいんだ?みたいなところはあります。元々、単にどういう感じでみんな働いているのか・どういう感じでコード書いて生産してそれを製品としてやっているのか?・AIとかいうてるけどそれ実際にどういう風にサービスとしてやっていって、金もろとるん?みたいなところの興味を満たすためにバイト申し込んでやってみた、みたいなところあるので、最近はちょっとモチベが薄くなりつつあります。ただ、これらのモチベは入る前から思っていたことですが、入った後に感じたこととして、優秀な人と仕事できるとめっちゃ嬉しいし楽しいということがわかったので、ここを猛烈にプッシュする人生をやりたいと思いましたが、どうしよう。

で、最近やりたいなと思ったのが、とりあえず一回日本以外で住んで働いてみる・(留学してみる?)という選択肢です。70億人くらい人間いるからやっぱりもうちょい、地球全体から人間が集まっている!感を感じたいんですが、コロナなんたらとかいうのでなかなか先が読めない展開になってしまいました。ただ、近いところなら別にヨユーかなとおもったので、台湾とか中国とかを狙って中国語習得しようかなと最近は思ってます。英語に関しては、このまえTOEFL受けたんですけど、だいたい留学に必要とされる点数っていうのが80~点以降なんですが、はじめてだから過去問とか見ずにちゃんと英語だけの力で測ろうキャンペーンをしたら(舐めプ)それでも96点とれました。しかも内訳がReadingとListening合わせて56/60みたいな感じで、もう国内ではこんなもんでええんちゃうかと思って、第3の外国語に本格的に行きたいなと思ったのでした。もちろん別にやめるわけじゃなくて、KindleとかYouTubeとか見まくってるから大丈夫なはず。で、地球全体から人間が集まっている!感を感じるためには正直、Googleとかそういうインターナショナル系企業に行くしかなくて、まあそんな感じも良さそうだなと思いました。海外行くなら留学すればいいじゃんていうのもあるんですが、なんかお客様な感じやだなっていうのがあって、行くならPhD取得!とか就職みたいなノリで行きたいなとか思ってたんで、でも、就職とか大変そうだよね、しらんけど。

最後に一応、期間みたいなの書いとくと、はじめの駆け出し期間が去年の4-6月くらいで、Node.jsとかでバリバリバックエンドとして非線形成長遂げたのが7-12月くらいで、データ分析で非線形的成長遂げたのが今年の1-3月くらいみたいなタイムラインです。ちょうどPythonとNodeが半分こずつくらいになっていますね。