何か知らないこと,モノにぶち当たった時にまず必要になるのが情報を集めること。そんな情報の集め方をまとめておく。この場合は,調べるものがある程度明確に分かっていることを想定する。調べるもの,そのものがよく分かっていない場合,これはなかなか難しいハナシになると思うのでここでは扱わない。
その一 どんな情報が欲しいかを軽く想定する
単に何かを調べたいと思ったとしても,その欲しい情報のパターンにはいろいろなものがある。例えば,調べたい対象がまったく自分にとって新しいものだった場合(つまり調べなければなにもかも分からない状態),ある程度自分にとって馴染みがありさらに細かい情報が欲しい場合,専門的な情報などなど。また,調べる先の情報の性質にもいろいろなものがある。例えば読めばすぐわかるような情報から,自分で細かく確認してみなければ分からない(計算したりコード書いたり絵を描いたり体を動かしたり)ようなものまで。ある程度自分の求めているものとその対象の性質について知っておくことで,やたらと難しい情報に触れて分からなさすぎて爆発したり,簡単そうだけど間違った情報に触れまくって爆発したりするのを防ぐことができるかもしれない。
その二 欲しい知識の種類と自分の目的を考えて取り組み方を選ぶ
ある程度自分の欲しい知識と,それがどんなものであるかについて軽く想像を巡らせたところで,どうすればその情報は能率よく集められるのだろうかというところに話が進む。ここで,普段自分がどうやって情報を集めているのかというところを順番に書いてゆく。
全く知らない情報について調べる時
- Google検索で「〇〇〇とは」,「〇〇〇」,「〇〇〇について」など手を替え品を替え検索し,表示された結果の一覧の上から1〜20サイトくらい選び,眺める。
- Youtubeで「〇〇○」と調べ,関連する動画を調べて眺める。
Google検索の時に同時に調べるサイトの数は,知識の性質と対象に対する興味,その時の元気による。注意することとしては,検索結果上位に来るものが正しい情報であるとは限らないこと。むしろ正しくないものの方が多かったりする。コツとしてはURLやタイトルを眺めて,アクセス数稼ぎを頑張っていそうなサイトをなるべくパスすること。
Youtubeで知らないことを検索するっていうのはあんまりメジャーではないような気がするけど,トピックによっては豊富な講義動画or解説動画があったりして,とてもいい。また,文字ではなく動画なので,分からなかったことが一発で入って来たりする。コツとしては,英語でも検索すること。Google検索だけだと分かりづらいが,Youtubeだと英語と多言語の情報量,質,人口などの圧倒的格差を感じることができる。
ある程度知っているけど詳細は分からない時
まず
自分がどの程度の知識を欲しているのかを見定める。ここが一番重要な段階だと思ったりする。ただ,ここでいう見定めるっていうのはあくまで短期的な話で,長期的にどうなっていくかは分からないので,そういう方向性も見据えた上での情報の集め方を書いてみる。
かる〜く全体像だったり,おもしろい話が分かればいい!
- 本屋や図書館でそれについて取り扱った一般書を買うor借りる
- そして読む
- 満足する。もしくはもっと知りたいと思う。
もっと専門的に知りたい!けど専門的な部分になると全く分からない
- Google(Amazon)で専門的な話を取り扱っているけど初心者向けの本を探す
- それを読む
もっともっと!
- 専門書を読む
- 論文を読む